通常、一般の方の境界の争いは、「所有権界」の争いが多いですね~
「ここまでがうちの土地ばい!!」
「いやいや~ ここまでがうちの土地ですたいね!」
どこまで所有権が及ぶのかが一般の方が一番気になることなので、明治時代にまで遡って存在してきたはずの「筆界」には、多くの方があまり興味をもつことがないのではないでしょうか?
もちろん、「筆界」が作られた明治時代には「所有権界」=「筆界」であったはずです。
元々は同じだったものが、長い年月を経て外観的にだんだんとわからなくなり、誰も知らないという状況になっていき、
気が付けば 「所有権界」≠「筆界」 になっていたということはありえる話ですよね!
そのため、「所有権界」の争いと「筆界」の争いを分けて考えなければならなくなり、その手続もそれぞれ違う方法を取らなければならないということになってきたわけですね~