やっと、作品ストックを作ることができました(これを除いてストック4つ)。
後見人は本人(被後見人)の財産を預かって管理していきます。
後見人は,あくまでも他人のものである「本人の財産」を管理(他人の財産管理)しているので,
無用に財産を減らすことがないようにしなければなりません。
つまり、リスクの少ない方法で財産の管理をしないといけないんですね。
事故(問題)が起こるのはほとんどが財産管理業務においてです。
多額の現金を手元に置いていると魔がさすことがあります。
財産とは人間の強烈な欲望の対象ですからそれを管理する怖さを認識しなければいけません。
具体的な管理方法
①自己と被後見人本人の財産を物理的に分ける。
②あまりに多額の現金保管は避ける。
現金で管理することは、財産の混同、流用、盗難、紛失の危険や、資金の流れが不透明になるなど管理上のデメリットもあるので、
保管する現金の額は必要な範囲(少額)にとどるべきですね。
また、現金保管として適切な金額はいくらまでと一般的に定められるものではありませんが、
本人(被後見人)の財産額、生活状況、現金払いしなければならないものの種類、内容、金額、
保管するのが後見人か本人自身なのか、本人自身が保管する場合には被後見人の判断能力の程度等を
後見人において総合考慮して判断することとなるでしょう。